あなたは『Dr.ハインリッヒ』というお笑い芸人をご存知でしょうか?
吉本興業所属の漫才師なのですが、最近その不思議な世界観の漫才で徐々に人気となってきています。
この記事では
・どんな芸人なの?
・面白いネタが観たい!
というあなたに、『Dr.ハインリッヒ』さんがどんな芸人なのか?という紹介と、筆者が最高に面白いと思うネタ3選を紹介させて頂きます。
面白いネタ3選の紹介がメインです!
漫才師『Dr.ハインリッヒ』とは?
吉本興業所属の女性漫才師であり、「双子」「美人」といった特徴がありながら、その特徴を全く前に出さず、不思議な世界観の漫才をしています。
最近では、M-1グランプリ2020の準々決勝で披露した『チーマーの後輩』のネタ(独特の舞のネタ)がとんでもなく面白いということで話題になりました。
双子のため、顔はそっくりなのですが、黒髪ショートカットの方がボケの幸さんで、金髪でロングヘアーの方がツッコミの彩さんになっています。
Dr.ハインリッヒさんの漫才はとにかく独特で、支離滅裂のDr.ハインリッヒワールドが展開されていきます。
また最近は、フェミニズムに関しての発言もしており、特に男性社会と言われる芸人界隈において、女性芸人の台頭を担う芸人さんになるかもしれません。
今回は、そんな『Dr.ハインリッヒ』さんの面白い漫才ネタ3選を紹介させて頂きます!
①『羽衣を纏いて』
幸さんの持つ『羽衣を纏いて斜め上に飛びたい』という願望について話していきます。
まず、最初に紹介したい漫才ネタは『羽衣を纏いて』です。
Dr.ハインリッヒワールドが初っ端から展開され、喋っている内容がほとんど支離滅裂であるにも関わらず、爆笑してしまいます。
「はごろもフーズ 天空支店」
ネタの始めに「羽衣を纏いて…」というフレーズを幸さんが言った時点から、支離滅裂なDr.ハインリッヒワールドが始まります。
幸さんの願望を珍しいと言いつつ、彩さんが受け入れて話を進めていくため、不思議な世界観がどんどん展開されていきます。
後半の幸さんが、同じフレーズを繰り返して、彩さんが戸惑いながら独特のハイトーンで突っ込んでいく部分が本当に面白いです。
②『現代アート』
現代アートに対して許せないことがある幸さんが、その怒りについて話していきます。
次に紹介したい漫才ネタは、『現代アート』です。
このネタは、不思議なDr.ハインリッヒワールドが展開されていくネタではなく、正統派なしゃべくり漫才となっています。
「めっちゃ良いお客さんやん」
何度観ても、彩さんの「めっちゃ良いお客さんやん」のツッコミで笑ってしまいます。
ネタの面白さはもちろんですが、幸さんが現代アートに対しての解釈を話す部分の内容がかなりしっかりしていて、ネタの中に頭の良さと教養も感じられます。
支離滅裂なDr.ハインリッヒワールド全開のネタもあれば、これだけ面白い正統派なしゃべくり漫才もあるというのが、本当に格好良いです。
③『トンネルを抜けると』
最近トンネルを抜けた幸さんが、「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」というフレーズのように、その先にあったものについて話していきます。
最後に紹介したい漫才ネタは、『トンネルを抜けると』です。
このネタは、Dr.ハインリッヒさんの世界観がぎっしり詰め込まれた最高のネタだと思っています。
「めっちゃデブのイワシがチャーハン食べてたわ」
ネタの初めの「めっちゃデブのイワシがチャーハン食べてたわ」という強すぎるフレーズから、爆笑とともにDr.ハインリッヒワールドに引き込まれます。
幸さんの話す支離滅裂な内容がループされていく様が、もはや面白いを通り越して、気持ち良いです。
ネタの後半で、「皆、何かの輪廻のメンバーに参加している。それはこの世は全て丸だから」と幸さんが語る部分があるのですが、こういう深みのある哲学チックな言葉選びも美しいです。
まとめ
以上、不思議な世界観の漫才師『Dr.ハインリッヒ』さんのおすすめネタ3選をまとめさせて頂きました。
紹介させて頂いたネタ以外にも、公式チャンネルに面白いネタがたくさんあります。
是非、観てみてください。
Dr.ハインリッヒワールドに浸りましょう!